iPhoneを使う上で最も大事な「バッテリー」
バッテリーがなければiPhoneは起動しません。
すごく大事な部分だからこそ日々気を使いたい部分です。
バッテリーは劣化すると他の部分に不具合を起こすのも特徴の一つです。
バッテリーが劣化してくるとよく起きる症状。
①充電の速度が遅くなる
②表示が一気に増えたり減ったりする
③急に電源が切れる
④バッテリーが膨らんでくる
⑤充電マークはつくが先に進まない
⑥充電器を挿しても全く反応しない
〔バッテリーの仕組み〕
リチウムイオン電池は、従来のバッテリー技術と比べて、より速く充電でき、また長持ちします。
iPhone端末だけでなく、Androidなど多くのデジタル機器がリチウムイオン電池を採用しています。
2016年に、Android端末が相次いで爆発事故を起こして大きな問題となり、
その原因ではないかと考えられているのが、このリチウムイオン電池です。
リチウムイオン電池は、いくつかの劣化ポイントがあります。
充電池という特性上、放電・充電を繰り返すと満タンに充電した際の性能が徐々に低下していきます。
急速には劣化しませんが、毎日充電した場合は、Appleの公式には「約500回充電を繰り返すと」1年後に当初の約半分ぐらいの性能になるとされています。
また、電池が0%になるまで使いきって放置した状態である「過放電」、
そして満タンに充電できているのに充電をし続ける「過充電」も、
バッテリーを劣化させる原因になります。
劣化だけでなく、充電器が発熱したり破裂、発火したりする危険性もあります。
リチウムイオン電池自体は危険ではありませんが、運用方法次第では危険になりうるため、
正しく扱って、より長持ちするように劣化させない使い方をしましょう。
〔充電の仕組み〕
利便性のためにすばやく充電し、バッテリーを長持ちさせるためにゆっくり充電するのです。
上記の項目で解説したように、充電池という特性上、バッテリーは通常の使用でも徐々に劣化していきます。
しかし0%の電池切れになるまで使い切る必要はなく、劣化を軽減するためにも、
延ばすことが重要になります。
2017年秋に発売されたiPhone8/8 Plus、iPhone Xのバッテリー駆動時間は、
バッテリーを長持ちさせるには、電池を消費しやすいアプリの管理や、ディスプレイの明るさの調節などがあります。Appleが推奨している、iPhoneのバッテリーのパフォーマンスを良いものにするためのチェック項目は以下の通りです。
・極端に温度が低い・高い場所で使わない
・充電するときはケースなどをはずすことが望ましい
・端末を長期保管するときは50%ほど充電しておく
・画面の明るさなどを調整する
・低電力モードを有効にする
・「バッテリーの使用状況」を確認して、アプリの設定を見直す
まず、何らかの更新があった際に配信されるiOSのアップデートには、
ですので、iOSのアップデートの通知が表示されたら更新しましょう。
次に、低温すぎる、または高温すぎるなど、極端な温度によってバッテリーはダメージを受けます。
電池の消費が早くなってしまうだけでなく、劣化しやすいことなどが挙げられます。
そして、iPhoneにケースやカバー、バンパーなどを着けて利用している場合は、
バッテリーの容量に影響する可能性があります。
長期的にiPhoneを保管する場合は、保管環境の温度と、保管するために電源を切ったときのバッテリー充電量がバッテリーの状態に影響しますので、50%程度に充電しておき、湿気のない32度以下の涼しい環境で保管しましょう。
6か月以上保管する場合は、6か月ごとに50%充電することが推奨されています。
iPhoneの設定もバッテリーを長持ちさせるのに重要なテクニックです。
バッテリーの駆動時間を延ばすことができます。
また、モバイルデータ通信よりもWi-Fiを利用したほうが消費電力が少ないため、
Wi-Fiが利用できる環境であれば活用しましょう。
そのほか、バッテリーの使用状況をチェックして、電池消費が大きいアプリの設定を見直したり、